カンザス大学の化学教授、中国との関係を隠匿していた件で有罪

連邦判事は4月7日、カンザス大学ローレンス校(University of Kansas, Lawrence)の化学エンジニア、フランクリン・タオ氏(Franklin Tao)に対し、中国の研究機関との結びつきについて米連邦政府に虚偽の報告をしたとして、有罪判決を下した。タオ氏は、電信詐欺及び、エネルギー省(Department of Energy)及び米国科学財団(National Science Foundation: NSF)からの研究助成金について虚偽の声明をしたことなど8件の罪に問われ、3件で有罪とされた。連邦政府は、タオ氏は、連邦助成金に関する報告で中国との結びつきを故意に隠匿し、海外の科学者をリクルートするための中国政府によるプログラムから資金を受け取り、福州大学の教員として支払いを受けていたと主張した。タオ氏は、2018年11月に連邦政府が開始した「中国イニシアチブ(China Initiative)」(当時の名称)の下、最初に起訴された大学研究者である。

Science “Kansas chemistry professor found guilty of hiding ties to China” (4/4/22)