新米国安全保障センター(CNAS)、米国サプライチェーンの再調整について報告

新米国安全保障センター(Center for a New American Security: CNAS)は今般、「複雑な蜘蛛の巣:米国のサプライチェーンの再調整(The Tangled Web We Wove: Rebalancing America’s Supply Chains)」と題する報告書を発表した。継続中のパンデミックにより、効率性と高い収益を目指し、数十年にわたって行なわれてきたオフショア及びコスト削減努力の結果、米国や同盟国、パートナーにおけるサプライチェーンが容認しがたいほど脆弱になったことが明白となった。このような中、米国のサプライチェーン問題への取り組みには、現在の地政学的意味合いに適合する新たな概念枠組みが必要とされている。CNASは、中国への依存過多がもたらした現在の不均衡に対処する枠組みに必要な中核要素を3つ挙げている。それらは、①政府の役割の調整、②現行の世界的サプライチェーンを形成した主要前提に関する確認、③自立と相互依存性の間の緊張のバランスを図ること、の3点である。

Center for a New American Security “The Tangled Web We Wove” (3/10/22)