政府、NIH予算20%削減案を提示へ

ロール・コール(Roll Call)は3月27日、今週金曜日発表予定の2027年度大統領予算案で国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)予算を20%削減する方針と報じた。昨年度提案された40%削減案に比べ緩和しているが、バイオ医学研究への打撃は深刻で、超党派の議員らから強い反発を受けるとみられる。上院歳出委員会のスーザン・コリンズ委員長(Susan Collins)が昨今の増額実績を強調し、削減に極めて否定的な姿勢を示している一方で、行政管理予算局(Office of Management and Budget:OMB)は報道を事実無根として回答を拒否した。昨年度、議会は政権の削減提案を即座に否決し、最終的にはNIHに前年度を上回る487億ドルの予算を割り当てたが、政権は過去にも多様性関連の研究助成を凍結するなど強硬な姿勢を崩していない。記事は、ユナイテッド・フォー・キュアズ(United for Cures)の最新世論調査で、有権者の9割以上が公的資金による研究支援を支持し、共和党支持者の間でも削減反対の声が拡大しているとし、同歳出案が議会で却下される可能性が高いと伝えている。

Roll Call “Sources: White House to propose 20 percent cut to NIH funding” (03/27/26)
https://rollcall.com/2026/03/27/sources-white-house-to-propose-20-percent-cut-to-nih-funding/