「憂慮する科学者同盟(Union of Concerned Scientists: UCS)」は最近、連邦科学者を対象に、科学の現状に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。UCSは、「我々にとって驚きかつ喜びとして、課題は残っているものの、連邦政府の科学者は、我々がこれまで実施してきたアンケート調査の中で、最も自分の職場に前向きな心理を持っているというのが広範な総意である」とする。具体的に、UCSは昨年9、10月に、連邦政府の6つの機関で、4万6,000名以上の科学者を対象にアンケート調査を実施しており、その中の上位3つのファインディングとして、①科学の完全性に関する訓練で改善が見られる(回答者の73%が、「科学の完全性に関する政策について適切な訓練を受けている」と報告)、②最大の懸念はスタッフ不足(回答者の59%が「過去2年間に、スタッフの離職、引退、採用凍結を認識した」と報告し、その約88%が「スタッフ不足により、所属機関での科学ベースのミッションを遂行することが困難になっている」と報告)、③160名以上の科学者が「いじめ」「ハラスメント」を受けたと報告、を挙げている。