半導体売上は2022年に増加、特に自動車、産業、消費者市場が好調

2022年下半期は、周期的な市場の鈍化が見られたにもかかわらず、世界の半導体売上は過去最高の5,740億ドルに達し、前年比3.3%の増加となった。非営利組織の世界半導体取引統計(World Semiconductor Trade Statistics: WSTS)は今般、「2022年半導体エンドユース調査(2022 Semiconductor End-Use Survey)」の結果を発表した。歴史的に、PC/コンピュータ及び通信のエンド市場が半導体売上全体の約3分の2を占め、残りを自動車、産業、消費者エレクトロニクスが占めていたが、2022年の調査結果では、そのシェアに変化が見られた。PC/コンピュータと通信が引き続きエンド市場の最大シェアを占めているものの、その割合は縮小し、通信が占める割合は2021年の31%から2022年の30%へ、PC/コンピュータの割合は31%から26%へ縮小した。一方、自動車、消費者エレクトロニクス、産業が占める割合は、それぞれ2021年の12%から2022年は14%へ拡大した。また、マッキンゼー社(McKinsey)の分析によれば、2030年までの半導体売上の平均増加率は、自動車部門が14%、産業部門は12%と予想されている。

Semiconductor Industry Association “Chip Sales Rise in 2022, Especially to Auto, Industrial, Consumer Markets” (3/27/23)