コンストラクション・ダイブ(Construction Dive)は3月30日、トランプ大統領が多様性・公平性・包摂性(DEI)活動の禁止を義務付ける大統領令を発令したと報じた。人種や民族に基づいた採用や昇進により、労働力プールを人為的に狭め、不必要なコストを生み出す活動と指摘し、各省庁に対して、政府請負業者へ「DEI活動を行わない」ことを義務付ける条項を4月25日までに契約書に盛り込むよう指示した。これに伴い、企業側は帳簿や記録、会計を含むすべての情報を審査のために提出する必要がある。違反者には虚偽請求法(False Claims Act)に基づく起訴を検討しており、関連機関は7月24日までに実施状況を検証する。大統領府に加え、雇用機会均等委員会(Equal Employment Opportunity Commission: EEOC)や司法省(Department of Justice)も民間企業のDEI方針を差別の根拠として取り締まる方針で、リトラー・メンデルソン法律事務所(Littler Mendelson)の調査によると、企業側も最重要課題と位置付け、事態を重く受け止めているという。
Construction Dive “Trump order directs federal contractors to dump DEI — or risk canceled contract” (03/30/26)
https://www.constructiondive.com/news/trump-executive-order-federal-contractors-dei-canceled-contracts/816076/