デンマークの企業、オーステッド社(Orsted)は11月1日、ニュージャージー州の海岸沖における2件の風力ファーム建設計画を撤回すると発表した。温室効果ガスの排出削減に取り組む同州にとって打撃であり、米国風力業界に新たな震撼をもたらした。今回の決定は、オーステッド社に最大56億ドルの償却を余儀なくし、温室効果ガス排出削減計画で風力発電業界を重要な要素にしているバイデン政権の計画を阻害するとみられている。高インフレと金利の上昇により、数年前には勝利に見えたプロジェクト計画は、もはや収益性を見出すことができなくなっている。オーステッド社の最高経営責任者は、「マクロ経済から業界からの視点に至るまでの多くの点で、状況がひっくり返っている」と語る。
New York Times “Offshore Wind Firm Cancels N.J. Projects, as Industry’s Prospects Dim” (11/1/23)