エネルギー省、廃棄物をクリーンエネルギーに転換する水素技術の進展に1,900万ドルを発表

エネルギー省(Department of Energy)の化石エネルギー及び炭素管理局(Office of Fossil Energy and Carbon Management: FECM)は9月12日、電力生産、産業の脱炭素化、輸送を目的として、より有用性があり手頃な費用のクリーン水素を実現するため、最先端の技術ソリューションの開発に取り組む研究に、最高1,900万ドルの資金を提供すると発表した。本件は、水素システムを使って、バイオマスやプラスチック、家庭の一般ごみ、その他の様々な廃棄物をクリーンエネルギーに転換することに焦点を当てる。水素はクリーン燃料であり、風力やソーラー、地熱、原子力などのゼロ排出電力、漏出防止が施された天然ガスなどから生産することができる。しかし現在、米国内で生産されている約1,000万メトリックトンの水素の95%以上は、二酸化炭素の捕獲や地質学的貯留がなされない形で天然ガスから生産されており、結果として大幅な排出につながっている。こうしたことから、クリーンな水素生産を進展させることは、気候変動対策を支援する上で重要である。

Department of Energy “DOE Announces $19 Million to Advance Hydrogen Technology That Converts Waste to Clean Energy” (9/12/23)