インドの原子力エネルギー省(Department of Atomic Energy: DAE)は、米国内での長さ215メートルの粒子加速器の建設への参加について、マイルストーンに達した。これは、「プロトン改良計画IIプロジェクト(Proton Improvement Plan II project: PIP-II)」として知られるもので、DAEは先般、米エネルギー省(Department of Energy)に、インドが、フェルミ国立加速器研究所(Fermi National Accelerator Laboratory)のPIP-IIプロジェクトへの寄与において、研究開発段階から建設段階へと正式に進んだことを通知した。この重要な移行は、約20年に及ぶ米印間の科学的パートナーシップを強固にする。去る6月に、インドのナレンドラ・モディ首相(Narendra Modi)とバイデン大統領が会談し、最先端の科学インフラについて両国間の協力を深めることで合意した。その結果として発表されたホワイトハウスの声明は、DAEがPIP-II加速器の協調的開発に向け、物的寄与を行うことを強調していた。PIP-IIは、海外パートナーからの大幅な寄与を受けて米国内に建設される初めての粒子加速器で、フランス、インド、イタリア、ポーランド、英国の機関が、加速器の建設に、技術や設備、専門性を寄与する。