コロラド州を拠点とするシンクタンク、キーストーン・センター(Keystone Center)が9月18日に発表した報告書「規制上の意思決定における科学の利用の向上(Improving the Use of Science in Regulatory Decision-Making)」によれば、科学委員会のメンバーとして科学者やその他の専門家を活用する連邦政府機関は、メンバーによる利益相反の可能性についてより詳細な情報開示を求めるべきであるとしている。委員会はボランティアによって構成され、新医薬品の承認や環境規制の評価など様々な問題について検討するが、一部の委員会は「メンバーは利益相反や業界との関係を隠している」「合意に到達する上で重要な研究を無視している」といった批判を受けている。こうした中、キーストーン・センターは、規制上の決定における科学の利用を向上させる手法を見つけるべく、業界や公共利益団体、政府機関の代表者で構成される「研究の完全性ラウンドテーブル(Research Integrity Roundtable)」を編成し、今回の報告書を作成した。
Science Insider “U.S. Science Advisory Panels Need Greater Transparency, Report Says” (9/18/12)