日米研究チームがメタンハイドレート生産技術の現地試験を完了

エネルギー省のスティーブン・チュウ長官(Steven Chu)は5月2日、アラスカ州ノーススロープで行われていた現地試験が完了し、メタンハイドレート層から安定した天然ガス抽出を行うことに成功したと発表した。この小規模試験の成功を受け、エネルギー省は次の段階として、①北極やメキシコ湾岸などにおけるメタンハイドレート層について、場所の特定や特徴づけ、安全な天然ガス抽出を行うための技術研究に650万ドルを提供すること(2012年度)、②2013年度予算案で、国内外の提携機関と共にガス水和物に関する研究を進めるために500万ドルの予算を請求していること、を発表した。アラスカでの試験は、エネルギー省とコノコフィリップス社(ConocoPhillips)、日本の石油天然ガス・金属鉱物資源機構が提携し、コノコフィリップス社とノルウェーのベルゲン大学(University of Bergen)による共同研究を通じて開発された独自技術を使ってメタンハイドレート層から天然ガスを抽出する試験が実施された。
Department of Energy “U.S. and Japan Complete Successful Field Trial of Methane Hydrate Production Technologies” (5/2/12)