1月12日にジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(Johns Hopkins School of Advanced International Studies:SAIS)で演説したティモシー・ガイトナー財務長官(Timothy Geithner)は、1月25日に行われるオバマ大統領の一般教書演説および、2月に発表される2012年度予算教書の内容のヒントとなる発言をした。これによると、いずれも政府支出や増大する赤字への懸念を反映したものとなることが予想されるが、多くの共和党議員が求めているような支出削減は見られないと読み取ることができる。ガイトナー長官は、広範な支出抑制の必要性を指摘した一方で、政権は経済成長や競争力に重要と考えられる分野での支出は擁護するであろうとの見解を示した。そしてこれらの具体的な分野として、教育、研究開発、投資インセンティブ、公共インフラを挙げている。
The Wall Street Journal “Geithner Offers Clues for State of the Union, Budget” (1/12/11)