NREL、マイクログリッドと5Gの組み合わせについて研究

国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)は、無線通信の最新世代である5Gネットワークが、マイクログリッドの制御を促進する能力を調査し、5Gがどのようにしてマイクログリッド運用の効率性と待ち時間の改善につながるかを評価し、サイバー脅威の筋書きに対する対応力を試験するため、5Gのテストベッド(実証実験用の研究プラットフォーム)を開発した。その研究結果は、「5Gは安全な形で活性化され対応力を備えた(5G Securely Energized and Resilient)」と題する報告書に発表された。それによれば、5Gの機能は、電力システムの分散型制御と構成可能なセキュリティ及び対応力を支えることができることが分かった。本プロジェクトは、国防総省(Department of Defense)の研究工学担当次官室(Office of the Under Secretary of Defense for Research and Engineering: OUSD(R&E))が、未来Gプログラム(FutureG program)の一環として資金提供して実施されたもの。同プログラムは、米国が次世代通信プラットフォームへ向けて準備できるようにすることが狙いで、特に、セキュリティ、オートメーション、対応力といった側面が重視されている。しかしNRELによる本結果は国防だけでなく、ユーティリティ機関が5Gを使用してネットワークのセキュリティや回復、費用の面で恩恵をもたらすことができる可能性も示した。

National Renewable Energy Laboratory “5G and Microgrids Might Be a Great Match” (5/31/24)