NIH所長、NCRRの廃止理由を語る

国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)のフランシス・コリンズ所長(Francis Collins)は、サイエンス・インサイダー(ScienceInsider)によるインタビューで、国立トランスレーショナル科学進展センター(National Center for Advancing Translational Sciences)の新設に伴い、廃止される国立研究資源センター(National Center for Research Resources:NCRR)について説明した。多くの関係者がコリンズ所長は他者との十分な協議をせずに、NCRRの廃止を進めたと考えている点について、同所長は、厚生省(Department of Health and Human Services)の長官を通じて議会へ再編提案書が提出されるまでは本件について発表することが法律で禁じられているためと説明した。また、NCRRのプログラムの一部が、所長室の「暫定インフラ部門」に移管される点については、「一部のNCRRプログラムは適切な移転先を見つけるのに時間がかかることから、暫定的に同部門下に置くことにした」としている。今後は、2月23日に実施される科学管理評価委員会(Scientific Management Review Board:SMRB)にNCRRが擁する各プログラムの移転先案を提出し、同月末までに再編の最終勧告を受ける見通しとなっているという。
ScienceInsider “NIH’s Collins Explains Why NCRR Must Go” (1/21/11)