GAO、NISTによる研究者セキュリティの方針について報告

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は12月14日、「米国標準技術局:情報開示の強化と訓練の評価によって研究セキュリティを強化できる(National Institute of Standards and Technology (NIST): Strengthening Disclosure Requirements and Assessing Training Could Improve Research)」と題する報告書を発表した。NIST所属の研究者は毎年、約2,500名の米国内外の研究者と協力して研究プロジェクトに取り組む。また、外部研究者が研究を実施するためのグラントや協調的契約も提供する。こうした協力関係はNISTに貢献をもたらすことを意図しているが、同時にセキュリティ・リスクを呈する可能性もある。NISTはこうした研究者に利益相反の可能性を開示するよう義務付けているが、国内の研究者に義務付けられている情報開示の内容は、外国籍の研究者に義務付けられている内容よりも少ない。また、NISTは、研究者に訓練を提供することで研究のセキュリティを確実にする一助としているが、こうした訓練プログラムの有効性を評価していないため、改善の機会を特定する能力は限定的になっている。NISTは、国内の研究者に対する情報開示の義務付けを強化すること、訓練プログラムの評価を実施することなど3点を勧告している。

Government Accountability Office “National Institute of Standards and Technology: Strengthening Disclosure Requirements and Assessing Training Could Improve Research Security” (12/14/23)