GAO、原子力発電所について報告

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は4月2日、「原子力発電所:NRCは気候変動の影響の可能性を十分に検討するための措置を講ずべき(Nuclear Power Plants: NRC Should Take Actions to Fully Consider the Potential Effects of Climate Change)」と題する報告書を発表した。気候変動は、洪水や干ばつなどの自然災害を悪化させる可能性があり、そうした災害が原子力発電所にもたらすリスクには、安全な運用を確実にするためのシステムや設備への損害が含まれる。原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission: NRC)の監督プロセスには、こうした発電所での安全リスクへの対処が含まれるが、気候変動によるリスクの増大の可能性については十分な検討を行っていない。例えば、NRCは、将来の気候予測に基づくデータではなく、主に歴史的なデータに基づいて安全リスクの特定と評価を行っている。GAOは、NRCが気候が原子力発電所にもたらすリスクに全面的に対処するよう勧告している。

Government Accountability Office “Nuclear Power Plants: NRC Should Take Actions to Fully Consider the Potential Effects of Climate Change” (4/2/24)