米国アカデミーの下部組織である米国研究評議会(National Research Council: NRC)は、環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)における科学全般を評価した報告書「環境保護のための科学:今後の道のり(Science for environmental protection: the road ahead)」を発表した。NRCは報告書の中で、「EPAはこれまでに排出ガスや工場の煙突、下水システムといった明確な環境汚染問題に対処してきたが、現在はナノテクノロジーや蔓延する化学物質及び原料(必ずしも管から放出されるとは限らない)などの分野でより難しい規制問題に直面している」とした上で、EPAで行われている科学やデータ収集、監視、モデリングをより統合させること、社会科学の専門性を強化することを勧告している。報告書は、今後の環境規制や方針を決定する上で、社会科学面での情報は有益であると述べている。
Nature News Blog “Report calls on US environment agency to embrace social sciences” (9/5/12)