連邦控訴裁判所、EPAの汚染物質規制を却下

ワシントンDC連邦巡回控訴裁判所(U.S. Court of Appeals for the D.C. Circuit)の3人の判事は8月21日、2対1の採決で、環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)による石炭火力発電所への汚染物質排出規制はEPAとしての権限を超えるとの裁定を下した。対象となった規制は、東部を中心とした28州及びテキサス州における発電所から排出される二酸化硫黄と窒素酸化物を削減することを狙いとした「州間大気汚染規則(Cross-State Air Pollution Rule)」で、裁判所は同規則を見直すよう差し戻し、当座は既存の「州際大気浄化規則(Clean Air Interstate Rule)」を運用管理するよう指示した。オバマ政権の環境政策を批判する一部の共和党議員や、電力業界団体は控訴裁判所の裁定を歓迎している。
Reuters “U.S. court strikes down EPA rule on coal pollution” (8/21/12)