DARPA、生物療法の投与方法を合理化し、患者アウトカムを向上

新規の生物療法を開発する取り組みは、兵士の準備態勢と、既存及び新興の生物脅威に対抗することを可能にする重要な資源となりつつあるが、現行の投与方法は生物製剤の有効性と早急な導入を制限している。国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)の新しいプログラム「エルメス(Hermes)」のゴールは、全身に分散され、否定的な副作用を限定的とする新たな投与方法を開発することで、生物製剤を多様な細胞や組織へ届ける広範な細胞間投与に伴う課題を克服することである。従来型の小分子製剤と異なり、生物製剤は大型で複雑な分子で極めて効果的になり得るが、体内の必要な細胞や組織に十分な量を投与することは困難である。エルメス・プログラムを通じて開発される次世代の柔軟な投与プラットフォームは、これまでにない有効性と最小限の有害性及び免疫原性をもたらすものとなるだろう。

Defense Advanced Research Project Agency “Streamlining Delivery Modalities for Biologic Therapeutics to Improve Patient Outcomes” (4/5/24)