医療高等研究計画局(Advanced Research Project Agency for Health: ARPA-H)は4月1日、「神経炎症と神経変性のための細胞治療(Cell Therapies for Neuroinflammation and Neurodegeneration: CT-NEURO)」プロジェクトへの資金提供を発表した。CE-NEUROプロジェクトは、細胞を使ったより効果的な治療伝達のための戦略を開発することを目指す。プロジェクトの目標は、脳と神経システムに治療を直接提供する免疫細胞ベースのプラットフォームを開発することで、最初は脳疾患に焦点を当てる。現在、700万人以上の米国民が、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾病、または膠芽腫などの脳の癌を患っている。これらの障害は神経細胞組織を破壊すると同時に、治療が極めて困難である。CT-NEUROは、体内を自由に移動できる免疫細胞を使い、治療を直接かつ正確に細胞へ届けることで、こうした甚大な診断に直面する患者のアウトカムを向上させることを狙いとしている。