トランプ政権の高官が概説した2018年度予算によれば、米政府の基礎科学への支出は10.5%縮小される見込みである。全ての非軍事科学予算が削減されるわけではないが、非軍事科学部門が直面する金銭的プレッシャーは顕著である。政権高官は、「2018年度の自由裁量の防衛歳出予算を540億ドル増の6,030億ドルとすることを議会へ要請する」と述べた。増額分は非軍事部門の裁量歳出予算の削減によって埋め合わせる計画であるが、そのためには、大統領府は議会に対して、2011年の通称「予算管理法(Budget Control Act)」の改正が必要となる。同法は、軍事部門と非軍事部門の歳出予算の均衡を維持することを意図した法律である。大統領府は、2018年度予算要請の概要を3月16日に議会へ提出すると発表している。
Science “Trump’s 2018 budget will squeeze civilian science agencies” (2/27/17)