2012年度大統領予算案には、2015年までに先端技術自動車を100万台走行させるという目標を支援するべく、電気自動車製造や電気自動車の普及を支援する新たな取り組みが含まれている。具体的には、①現行の電気自動車購入者に対する7,500ドルの減税をリベートに変更、②エネルギー省(Department of Energy:DOE)における自動車技術開発に5億8,800万ドルを投資(現行の88%増)、③電気自動車インフラ整備に投資するコミュニティへの報酬プログラム(2億ドル)、などが盛り込まれている。その一方で、DOEのエネルギー効率・再生可能エネルギー局(Office of Energy Efficiency and Renewable Energy:EERE)の水素技術プログラムは約7,000万ドル(40%以上)の削減となっている。DOE全体では295億ドルの予算(2010年度予算比で12%増)となっており、一部のクリーンエネルギー・プログラムや原子力安全保障、研究開発などが増加した一方、化石エネルギー・プログラムが大幅削減されるという結果となった。
Green Car Congress “Obama FY 2012 budget proposes big boost for EVs and EV technology, cuts for hydrogen” (2/14/11)