GAO、STEM分野の研究助成における性差について調査報告

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は、「STEM研究における女性:より良いデータと情報共有により、連邦助成及びタイトルIX順守の監督は強化できる(Women In STEM Research: Better Data and Information Sharing Could Improve Oversight of Federal Grant-making and Title IX Compliance)」と題する報告書を発表した。2009年から2013年に行われたSTEM分野の研究助成について調査したGAOの分析によれば、3つの連邦機関(国立衛生研究所(NIH、厚生省)、米国科学財団(NSF)、国立食料・農業研究所(NIFA、農務省))においては受益における性差は見られなかったが、データ収集が限定的となった3つの機関(国防総省、エネルギー省、航空宇宙局(NASA))については、受益の成功率に性差が見られた、あるいは調査が不可能であったという。また、国防総省と厚生省は、男女教育機会均等を定めたタイトルIX(Title IX)の順守監督を行っていなかったという。こうした状況をふまえ、GAOは国防総省、エネルギー省、NASA、司法省に複数の勧告を行っている。
Government Accountability Office “Women in STEM Research: Better Data and Information Sharing Could Improve Oversight of Federal Grant-making and Title IX Compliance” (12/14/15)