政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は2月7日、「ナノ製造:その台頭と米国の競争力や環境、健康に及ぼす影響(Nanomanufacturing: Emergence and Implications for U.S. Competitiveness, the Environment, and Human Health)」と題する報告書を公表した。本報告書は、GAOが2013年7月に実施したナノ製造に関するフォーラムの結果をまとめたものである。それによれば、フォーラムの参加者は、ナノ製造について、「デジタル革命が社会や経済に及ぼした影響に匹敵あるいはそれ以上の影響力を持つメガトレンドとなる可能性がある」と考えている。また、「米国は現在、ナノテクノロジーの研究開発で世界をリードしていると考えられる」としつつも、米国の競争力に関する課題として、①国際規格設定における米国の参加やリーダーシップが弱い、②米国ナノ製造能力に関する国家的ビジョンが欠落している、③一部の競争相手国では積極的な行動と潜在的投資が見られる、などが挙げられた。更に参加者は、これらの課題に対処する策も提案している。
Government Accountability Office “Nanomanufacturing: Emergence and Implications for U.S. Competitiveness, the Environment, and Human Health” (2/7/14)