米国大学協会(Association of American Universities: AAU)は11月5日、全米の116団体と連名で、議会が法律で明示的に禁止した連邦助成制度変更のルールを政府機関が個別に強行導入しようとしているとして、これを阻止するよう要請する書簡を議会指導部へ提出したと発表した。今年初めに議会が可決した2027年度継続予算(Continuing Resolution: CR)には、行政管理予算局(Office of Management and Budget: OMB)による助成プロセスの抜本的改定案の実施を禁止する条項が含まれているが、各政府機関が個別の方針やガイドラインを通じて同改定案の適用を先行させており、同連合はこれが財政支出に関する議会の憲法上の権限を侵害していると批判している。重複する要件や法的義務の矛盾による遵守コストの増大、長期事業への影響を懸念し、今後の予算関連法案における禁止規定の延長・明確化や、変更手続きの透明性確保と国民の意見や提言の反映を求めており、説明責任のある助成交付制度が国に利益をもたらすと訴えている。
AAU “Massive National Coalition Urges Congress to Stop Agencies’ Attempts to Circumvent Lawmakers on Changes to Federal Grantmaking” (11/05/26)
https://www.aau.edu/newsroom/massive-national-coalition-urges-congress-to-stop-agencies-attempts-to-circumvent-lawmakers-on-changes-to-federal-grantmaking