国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency: DARPA)は6月8日、大型垂直離着陸機の航空先端技術を競う「リフト・チャレンジ(Lift Challenge)」の第1弾に出場する72チームを発表した。連邦航空局(Federal Aviation Administration: FAA)の小規模無人航空機(ドローン)システム規則(Part 107)などの要件を満たしたチームが、480件以上の応募の中から選ばれた。軽量かつ本体の4倍の重量を持ち上げる強力な機体や、既存概念を超えた革新的なドローン設計を競う内容で、現行ドローンの可搬重量比はおおむね1対1以下にとどまり、この4対1という比率が実証されれば商業・軍事任務に大きな変革をもたらすと期待されている。特に推進・動力システムや空気力学におけるイノベーション開発に注目しており、最も高い可搬重量比と斬新なデザインを示した勝者には、総額650万ドルの賞金が授与される。開催はオハイオ州デイトンの国立アメリカ空軍博物館で8月2日から9日にかけて行われ、5海里の周回コースで実演審査を行う予定である。
DARPA “DARPA invites first wave of Lift Challenge competitors” (06/08/26)
https://www.darpa.mil/news/2026/darpa-invites-first-wave-of-lift-challenge-competitors