NEXTGOV/FCWは5月7日、国防総省(Department of Defense)が人工知能(AI)サービスの提供元を多様化させ、特定のベンダーに依存しない体制を構築する方針を固めたと報じた。柔軟な技術スタック確保を目的とするもので、同省は新たにアマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services: AWS)やグーグル(Google)、マイクロソフト(Microsoft)、エヌビディア(NVIDIA)、オープンAI(OpenAI)など大手8社と新たな合意を締結した。今後、コード生成やデータ分析、供給網管理、戦闘作戦における標的設定など、用途ごとに最適化した複数モデルを併用していくことで、特定のモデルのみに依存する体制を脱却するという。こうした方針の背景にはアンソロピック社(Anthropic)が自社技術の軍事利用を制限したことによる同省との対立がある。同省では同社製品を供給網リスクと見なす向きがある一方で、同社の最新サイバーセキュリティ・モデル「ミュトス・プレビュー(Mythos Preview)」の高度な検知能力が魅力となり、見解が分かれているという。
NEXTGOV/FCW “Pentagon will ‘never again’ rely on a single AI provider, official says” (05/07/26)
https://www.nextgov.com/artificial-intelligence/2026/05/pentagon-will-never-again-rely-single-ai-provider-official-says/413399/?oref=ng-homepage-river