政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は4月22日、海軍及び沿岸警備隊の造船計画が、数十億ドルの予算超過に加え、数年遅延していると報告した。同計画が過去20年間に亘り当初計画からずれ込んでいたとし、その一例として海軍のコンステレーション級フリゲート艦プログラムでは30億ドル超の契約オプションを行使しながらも、昨年、戦略的転換を余儀なくされたと指摘した。また、沿岸警備隊のオフショア哨戒艦(Offshore Patrol Cutter)も最初の引き渡しが5年以上遅れ、2隻が建造一時中断、別の2隻が中止の事態となったほか、国防総省(Department of Defense)による潜水艦の産業基盤強化への100億ドル以上の支援も、将来的な必要資金の全体像を把握せず、高額な投資に対する監視プロセスも不十分と指摘している。この状況を受け、GAOは同省に対し、年間でコロンビア級1隻とバージニア級2隻を生産するという海軍の目標達成に必要な投資の全容評価と監視改善を求める2つの新たな勧告を行っており、同省もこれに同意している。
GAO “Weapon System Sustainment: DOD Identified Critical Cost Growth, and the Army Should Take Action to Yield Cost Savings” (04/22/26)
https://www.gao.gov/products/gao-26-109068