電気自動車(EV)サービス会社のミトラEV社(MITRAEV)は2月、クリーン都市連合(Clean Cities Coalition)と共同で実施した中小企業の商用車両におけるEV導入の調査結果を発表した。各州で環境規制が進む中、導入に前向きな事業者は全国で39%にとどまり、本格的な普及には課題が多いことが明らかになった。普及を阻む最大の要因として、購入費用や充電インフラの不足に加え、大型トラックの選択肢が限定されていることや航続距離や積載量などの信頼性に対する不安が挙げられている。また、複雑な制度申請手続きや、専門技術者不在による車両の保守管理への懸念も事業者の足かせとなっているほか、普及を牽引するカリフォルニア州と航続距離への不安が強いコロラド州など地域差も大きく、EVに深い知識を持つ割合は全体で26%にすぎないことがわかった。同社は車両手配から充電器設置までを包括的に提供する一括サービスの整備や、地域特性に応じた情報支援などの対策が、導入加速に向け不可欠であると提言している。
MITRAEV “Small Fleets, Big Impact: A National Study of EV Adoption Among SMBs” (02/XX/26)
https://8127a405-d7fe-49fd-b7fe-ec8d01c9d590.usrfiles.com/ugd/daaa8c_f46995cf054e4706822645dda8ac373a.pdf
参照記事: Utility Dive “Fleet managers not sold on EVs, but they’re getting there: survey” (04/20/26)
https://www.utilitydive.com/news/fleet-managers-not-sold-on-evs-but-theyre-getting-there-survey/817945/