エネルギー省(Department of Energy)は4月19日、「適格先端エネルギー・プロジェクト・クレジット(Qualifying Advanced Energy Project Credit: 48C)」として合計19億3,000万ドルを受益したことを任意でエネルギー省と共有した35件のプロジェクト(20州)の詳細を発表した。48Cは、インフレ低減法(Inflation Reduction Act: IRA)を通じて割当てられた税クレジットで、クリーン・エネルギー製造及びリサイクル、産業施設での温室効果ガス排出の削減を加速させることを狙いとしている。内国歳入庁(Internal Revenue Administration: IRA)は、48Cを拡大し、100億ドルの税クレジット分配を追加すると共に、40億ドルは指定されたエネルギー・コミュニティでのプロジェクトに割り当てることとした。48Cにより、適格のプロジェクトは最大30%(平均的な賃金と見習い制度の要件を満たした場合)のクレジットを受益できる。去る3月29日に、IRSは、100件以上のプロジェクトに48Cクレジットとして約40億ドルを割当てた。法定に基づき、48C(e)プログラムは、クレジットを割当てられた組織の全ての名称と割当額を公表できるが、それらはプロジェクトが認定された後のみで、そのプロセスには最大2年を要する。この認定に先立ち、4月18日に、35件のプロジェクトが任意で、情報公開を目的としてエネルギー省へ自主的に開示し、本日の発表に至った。受益プロジェクトの内訳は、クリーン・エネルギー及びクリーン自動車製造が14件、グリッド部品と現代化が8件、重要鉱物及びマテリアルが5件、産業脱炭素化が8件となっている。