バイデン政権は4月30日、重要インフラのセキュリティと対応力に関する「国家安全保障通達22号:重要インフラ安全保障及び対応力(National Security Memorandum 22 (NSM-22)on Critical Infrastructure Security and Resilience)」を発表した。NSM-22は、部門リスク管理管轄局(Sector Risk Management Agencies: SRMAs)の役割を強化するもので、エネルギー省(Department of Energy)は、エネルギーのSRMAとして、エネルギー資産の所有者や運用者、州/地元/部族/領土のパートナー、国際的パートナー、製造事業者、学術機関などとのパートナーシップにおけるリスク管理を主導する。エネルギー省のジェニファー・グランホルム長官(Jennifer M. Granholm)は、「我々は重要インフラが直面するいかなるリスクにも目を閉じることを拒否する。本日の発表は、政府全体で我々のエネルギーインフラにとって新興の脅威や危険に備え、それを軽減するというバイデン大統領のアプローチを強化する」と述べた。今回のNSMは、SRMAの役割を明確にすることで、米国が直面する短期的及び長期的なエネルギー課題に対処するというエネルギー省の役割を改めて強化した内容となっている。