米国製造業のオフショアリングが鈍化傾向に

TD銀行(TD Bank)の子会社、TDエコノミクス(TD Economics)が10月16日に発表した報告書によれば、オフショアリングが鈍化しており、これによる米国製造業部門の復活が、米国経済回復の主な牽引役となっているという。報告書は、オフショアリングの鈍化により、従来は急速に海外に流れていた雇用(コンピューター及びエレクトロニクスや機械、組立金属など)の一部が米国内にとどまっているとしており、この背景には、世界的状況の変化(海外での賃金の急上昇や人民元の上昇、変動的な輸送費など)と米国内の変化(知的財産保護、サプライチェーンの柔軟性、天然ガスエネルギーへのアクセスなど)があると指摘している。
Manufacturing.net “Report: U.S. Manufacturing Offshoring On Decline” (10/16/12)