フォード社(Ford)とレジディオ・テクノロジーズ社(Resideo Technologies, Inc)は12月7日、「自動車から住宅(vehicle-to-home: V2H)」によるエネルギー管理の恩恵について模索する合同シミュレーション・プロジェクト「EV-住宅電力パートナーシップ(EV-Home Power Partnership)」を発表した。電気自動車(EV)の電池で最適な住宅エネルギー管理を支える可能性を探ることが狙いである。フォード社の双方向性EV「F-150ライトニング(F-150 Lightning)」の所有者を対象に、同車による充電機能と、レジディオ社のスマート・サーモスタット(温度自動調節器)を組み合わせ、消費者が支払う月間電力代を節約し、電力グリッドの負担を軽減し、クリーン・エネルギーの利用を可能にしつつ、住宅所有者の快適さを支援するという可能性について、研究、試験、定量化する。本プロジェクトは、フォード社による知的バックアップ電力(Intelligent Backup Power)技術(停電時に住宅へ電力を供給する技術)を基盤にしており、F-150ライトニングにはその機能がある。プロジェクトは2024年上半期に完了する見込みである。