エネルギー省(Department of Energy)傘下の国立エネルギー技術研究所(National Energy Technology Laboratory)が発表した報告書「水素ショット技術評価:熱転換手法(Hydrogen Shot Technology Assessment: Thermal Conversion Approaches)」によれば、技術の進展により、ブルー水素(天然ガスから抽出し、排出を最小限にするために炭素捕獲技術などと組み合わせて生産する水素)の生産費用は、2030年初めまでに1キログラム当たり1.33~1.40ドルまで引き下げることは可能であるという。しかし、予期せぬ進展が起きない限り、ブルー水素の費用は、エネルギー省が2021年に設定した「1キログラム当たり1ドル」という目標に到達することは難しいと予測されている。ただし、副産物の売上により、プルー水素生産費用がエネルギー省の価格設定を下回る可能性はある。エネルギー省の報告は、エンベラス・インテリジェンス・リサーチ社(Enverus Intelligence Research)による独立した分析の結果(1キログラム当たり1ドルを達成するには、天然ガスの低価格と政府助成が重要であると指摘)と極めて類似したものとなった。