中国人所有企業、風力発電地帯プロジェクトをめぐり、オバマ大統領を提訴

オレゴン州にある海軍試験場近くで4件の風力発電地帯プロジェクトを買収した中国人所有企業のラルズ社(Ralls Corp.)に対し、オバマ大統領が9月28日、同買収を事実上阻止した件で、ラルズ社の幹部らが「大統領の行為は憲法違反である」と提訴した。同社は9月に、「(大統領による阻止を勧告した)対米外国投資委員会(Committee on Foreign Investments in the United States: CFIUS)は、国家安全保障上の懸念が何であるのか、或いはその問題にどのように対処する意向なのかを明らかにしないまま、プロジェクトの建設中止を命じるなど恣意的に行動している」としてCFIUSを提訴しており、今回の大統領命令を受けて10月1日に訴訟内容を修正した。本件は、国家安全保障問題に関する大統領の判断は裁判所の審議の対象となるべきかどうかという問題を提起している。
Wall Street Journal “Chinese-Owned Firm Sues Obama Over Wind-Farm Project” (10/2/12)