連邦エネルギー規制委員会(FERC)、サイバーセキュリティ担当局を新設

連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission: FERC)は9月20日、電力グリッドに対するサイバー脅威の軽減を目的として、エネルギーインフラセキュリティー局(Office of Energy Infrastructure Security)を新設した。これにより、FERCは既存の法定権限の下で、同問題に関するベストプラクティスをまとめ、サイバー上の脆弱性について民間部門と通信することが可能となる。しかしFERCは、「現在の限定的な連邦権限では、サイバー攻撃や物理的脅威から電力グリッドを全面的に守ることはできないかもしれない」としている。FERCのジョン・ウェリングホフ委員長(Jon Wellinghoff)は従来より、議会に対して電力グリッドに関する取り締まり及び監視権限を拡大するよう要請し続けているが、議会ではこの権限拡大を巡り、民主、共和両党で意見の対立が続いていることから、早期に実現される可能性は低い。
The Hill “Electric grid regulator creates cybersecurity office” (9/20/12)