米国は、核融合エネルギーを含むクリーン・エネルギー技術の次世代ブレイクスルーを加速させるため、市場勢力、包含的な技術イノベーション、投資を活用する国内外の努力を拡大している。世界の核融合研究開発(R&D)コミュニティは、過去60年にわたり、力強い協調の伝統を享受しており、その伝統は核融合の科学技術進展につながっている。豊富で持続可能なクリーン・エネルギー資源としての核融合エネルギーの可能性を十分に発揮させ、数十億人をエネルギー貧困から脱却させる上で、国際協力は重要である。米政府は2022年3月に、「商業核融合エネルギーの大胆な十年間ビジョン(Bold Decadal Vision for Commercial Fusion Energy)」を発表するなどしている。米政府は、国際的な関与とパートナーシップを呼びかける分野として、①核融合R&Dに関する国際協力もしくはパートナーシップの機会を特定、追求し、主要インフラへのアクセスもしくは共同開発を実現する、②未来の世界市場を成長させる、③核融合エネルギーに安全確実な環境を創出する規制枠組みを調整する、など5点を挙げている。
White House “International Partnerships in a New Era of Fusion Energy Development” (12/8/23)