ARPA-H、ワクチン発見に変革をもたらすAPECxプログラムを開始

医療高等研究計画局(Advanced Research Project Agency for Health: ARPA-H)は10月10日、一度に数多くのウィルスを標的とするワクチン設計の助けとなる計算ツールキットを開発する研究プログラムを開始した。このプログラムは、「計算的実験に基づき広範なウィルス効果が予測される抗原(Antigens Predicted for Broad Viral Efficacy through Computational Experimentation: APECx)」と呼称される。ウィルスは依然として世界の健康と安全保障の脅威であり、パンデミックや癌、慢性疾患の原因となるが、これらのウィルス性疾患の多くに効果のあるワクチンが不足している。現行のワクチン及び医薬品開発手法はしばしば遅延し、高費用となる。APECxのプログラム・マネジャーは、「我々はワクチンの開発パラダイムを根本的に変更し、我々が現在防ぐことができない多くのウィルスに対抗する必要がある。APECxは、現在は不可能な方法でツールキットやワクチンを開発することで障害の排除に取り組む。「広範な官庁公示(BAA)」を通じて、ハイスループットのバイオ化学分析及びたんぱく質工学など、3つの技術分野に焦点を当てたプロポーザルを募集している。

Advanced Research Project Agency for Health “ARPA-H launches APECx program to transform vaccine discovery” (10/10/23)