エネルギー省(Department of Energy)の監査官室(Office of Inspector General)が10月4日に発表した報告は、ブルックヘイブン国立研究所(Brookhaven National Laboratory)における資産管理プログラムと、国家安全保障や輸出管理の検討対象、及びそれらが公衆の衛生と安全にもたらす影響を考慮して「機密」に分類される品目を管理するための連邦規制を同研究所がどのように順守しているかをまとめたものである。報告書によれば、ブルックヘイブン国立研究所は、在庫の管理もしくは分類を適切にしていない。同研究所の高官は、2011年度の在庫で、連邦規則によって「慎重を要する」とみなされる在庫(輸出管理の対象となる情報技術設備を含む)の65%を適切に分類しておらず、それらは合計7,500万ドルに相当する。また、「輸出管理の対象でハイリスク資産」と分類される在庫(レーザーやオシロスコープ、化学/生物学的機器など)の5%についても分類を怠っており、それらは合計1億8,300万ドルの在庫価値に相当する。こうした問題の原因として、ブルックヘイブン国立研究所で在庫に関する規則が十分に実践されていないこと、同研究所の高官が、「規則は一部の品目には該当しない」と誤った認識をしていたことが挙げられている。