戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies: CSIS)の中国パワー・プロジェクト(China Power Project)は8月14日、「中国は量子技術のリーダーか?(Is China a Leader in Quantum Technologies?)」と題する論文を発表した。習近平国家主席の下、中国は、最先端の戦略的技術で競合、主導する努力を倍増し、新興の量子技術分野に手厚い投資を行っている。記事は、量子技術を3つの主要な種類(量子検知、量子通信、量子コンピューティング)に分類し、中国の取り組みについて概説、分析している。近年、量子技術で目覚ましい進展を遂げている中国は、量子検知については、自国を際立たせることは行っていないが、量子通信の分野では世界的なリーダーと広く目されている。また量子コンピューティングについては、一部の側面では世界的リーダーである米国に後れを取っているものの、中国の科学者は目覚ましい進展を実現し、早急に進展している。総合的に見ると、中国の量子能力は着実に発展しているものの、同国の将来の進展には課題も予想されている。量子技術は、米中間で高まる技術競争の新たな側面として浮上している。
China Power Project CSIS “Is China a Leader in Quantum Technologies?” (8/14/23)