医療高等研究計画局(Advanced Research Project Agency for Health: ARPA-H)は8月17日、米国医療制度の電子インフラを保護することを目的とした「デジタル医療安全保障(Digital Health Security: DIGIHEALS)の開始を発表した。広範な官庁公示(Broad Agency Announcement: BAA)を通じて、国家安全保障向けに開発された実証技術に関するプロポーザルを募集し、それらを民間の医療システム、臨床医療施設、パーソナル医療機器に適用させる。DIGIHEALSは、医療施設に対する広範なサイバー攻撃が発生する中、患者が引き続き確実に医療を受けられることを狙いとする。最先端のセキュリティ・プロトコルや脆弱性検知、自動パッチングに焦点を当てることで、悪意を持つ者がデジタル医療ソフトウェアを攻撃する能力を弱め、大規模なサイバー攻撃の防御を実現する。サイバーセキュリティの脆弱性に対処する他、ソフトウェア関連の弱点を特定、修正することも狙いの一つとなっている。