ポール・ライアン共和党副大統領候補の科学と政府に関する姿勢

共和党副大統領候補となったポール・ライアン下院議員(Paul Ryan、ウィスコンシン州選出)について、サイエンスインサイダー(ScienceInsider)が過去14年間の議員記録を調査したところによれば、同議員は科学やイノベーションへの助成や規制における連邦政府の役割に関して強い持論を持っているという。ライアン議員は基礎科学に対する政府助成に強い支持を表明しているものの、一部の者によれば、「同議員が作成した10年間の予算ロードマップが可決された場合、基礎研究に対する今後の支出は大幅に減速する見込みである」という。また、ライアン議員は非軍事部門の応用研究(特にエネルギー技術分野)への投資に批判的であり、さらに、「民間部門の方が、勝者や敗者を決める能力に優れている」との考えを持つ。その他、ヒト胚性幹細胞研究に反対し、気候変動を巡る科学に疑問を投じている点などは、科学コミュニティーと対立的な立場にあるといえる。
ScienceInsider “Paul Ryan’s Record on Science and Government” (8/17/12)