主要な先端部門で、中国企業によるR&Dは2034年までに米国を抜く可能性

情報技術・イノベーション財団(Information Technology and Innovation Foundation:ITIF)が7月24日に発表した報告書「イノベーション戦争:中国はどのようにして企業R&Dで米国に追いつきつつあるか(Innovation Wars: How China Is Gaining on the United States in Corporate R&D)」によれば、中国企業による研究開発(R&D)は、先端部門において、急速に米国に追いつきつつある。また、中国企業による投資は、ソフトウェアとコンピュータ・サービスを除き、2034年までに米国企業の投資を上回る見込みである。報告書は、欧州連合(EU)による「R&D2,500スコアボード(R&D 2,500 Scoreboard)」を基に米国と中国を比較しており、中国の先端産業は世界平均を80%下回る状況から30%下回る状況へと成長した。その速度でいくと、中国は2034年までに米国に追いつく見通しである(ソフトウェアを除く)。「米国の議会と州政府が早急に対応しなければ、中国は米国を追い越す」と報告書は警告し、R&D税インセンティブを強化する策を勧告している。

Information Technology and Innovation Foundation “Chinese Corporate R&D Could Surpass US by 2034 in Key Advanced Sectors, ITIF Report Warns” (7/24/23)