セキュリティ・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は今般、「サイバーセキュリティ労働力パイプラインの構築:国家サイバーセキュリティ学術エクセレンス・センターに関する調査(Building the Cybersecurity Workforce Pipeline: A Study of the National Centers of Academic Excellence in Cybersecurity)」と題する報告書を発表した。サイバーセキュリティ労働力のための適切な人材パイプラインを創出することは、連邦政府にとって継続的な優先事項である。本報告書は、国家安全保障局(National Security Agency: NSA)によってセンター・オブ・エクセレンスに指定された大学で構成されるコンソーシアム、「国家サイバーセキュリティ学術エクセレンス・センター(National Centers of Academic Excellence in Cybersecurity: NCAE-C)」について分析したもので、NCAE-Cに指定された大学と、そうでない大学との間で、サイバー関連の学位や認定を取得する卒業生の比較を行うことを狙いとしている。報告書によれば、NCAE-Cの指定を受けた大学は、そうでない大学に比べ、サイバー及びサイバー関連の卒業生を極めて数多く輩出しているなどしており、報告書は、「NCAE-Cプログラムはサイバー労働力の育成に有望性を示しているにもかかわらず、本プログラムは法制化されておらず、議会による定期的な予算付けも行われていない」と述べている。報告書は、議会がNCAE-CプログラムをNSAの正式なプログラムとして承認すること、年間の予算付けを行うことを勧告している。