バイデン政権、初の「クリーン水素戦略及びロードマップ」を発表

バイデン政権は6月5日、「米国国家クリーン水素戦略及びロードマップ(U.S. National Clean Hydrogen Strategy and Roadmap)」を発表した。多用途かつ柔軟なエネルギー担体であるクリーン水素の生産、加工、流通、貯留、使用を加速させる包括的な枠組みである。商業規模の水素導入を達成することは、バイデン大統領の「米国への投資(Investing in America)」議題の主要な要素であり、長期的な脱炭素目的を実現しつつ、力強いクリーンエネルギー経済を構築する上で重要である。「戦略及びロードマップ」は、現在の米国における水素の生産/輸送/貯留/使用の概要と、クリーン水素がどのようにして将来の複数部門で全国的な脱炭素化目標に寄与するかというビジョンを示している。「戦略及びロードマップ」は、クリーン水素が効果的な脱炭素化ツールとして開発、導入されるための3つの主要戦略として、①的を絞った戦略的で高インパクトなクリーン水素の使用、②クリーン水素の費用低減、③地域ネットワークへの重点、を挙げている。