水圧破砕に関する報告書で利益相反の可能性

テキサス大学オースティン校(University of Texas, Austin)のエネルギー研究所(Energy Institute)が2月に水圧破砕法のリスクと恩恵に関してとりまとめた報告書では、「水圧破砕は地下水を汚染していない」という結論が強調されていたが、同報告書を主導した元米国地質調査所(U.S. Geological Survey: USGS)局長で現在はエネルギー研究所の準局長を務めるチャールズ・グロート氏(Charles “Chip” Groat)に利益相反の可能性が指摘されている。同氏が、米国内で水圧破砕を実施しているプレインズ探索生産社(Plains Exploration & Production Co.: PXP)の取締役会に在席していることが明らかになったのである。これに対して、グロート氏は、「報告書の執筆者らの見解に影響を及ぼそうとしたことはない」と主張している。
Science Insider “Fracking Report Criticized for Apparent Conflict of Interest” (7/24/12)