3月30日に行われた第2回「民主主義のためのサミット(Summit for Democracy)」で、米国と英国は、民主主義の価値を強化するプライバシー強化技術(privacy-enhancing technologies: PETs)のイノベーション加速を目的とした賞金チャレンジの勝者を発表した。2021年12月の第1回「民主主義のためのサミット」で発表された賞金チャレンジで、イノベーターは、人工知能(AI)モデルを協調的に開発しつつ、慎重を要する情報はプライベートを維持することを可能にするソリューションの構築に取り組んだ。学術機関や世界的な技術企業、プライバシー・スタートアップの世界的な専門家が、米英合わせて160万ドルの資金から拠出される賞金を目標に競った。勝者に選出されたソリューションは、異なるPETを組み合わせ、AIモデルが慎重を要するデータを表にさらすことなく、より良い予想を行う方法を学ぶことを可能にした。米英両国は、PETの責任あるイノベーションを進展させるという共通の関心を強化することに今後も取り組み、5月にはロンドンで、両国のプライバシー研究者や政府代表者の間の慣行コミュニティを強化する合同デモ・デー(Demo Day)が開催される。