企業R&D事業支出の3分の2以上は労働コスト(2020年)

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の国立科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)の発表によれば、2020年における米国の企業による研究開発(R&D)事業支出のうち、労働コストは3,720億ドルであった。これは、企業のR&D事業全体支出(5,380億ドル)の3分の2以上を占める。これらの労働コストには、給与と賃金と付加給付(3,000億ドル)、株式ベースの報酬(483億ドル)、一時的な人員補充(235億ドル)が含まれる。10年間で見ると、米国内の企業R&D事業支出は、2010年の2,790億ドルから2020年の5,380億ドルとなっており、現行ドル価で93%増加した。この急成長の間、労働コストが国内の企業R&D事業支出に占める割合はほとんど変化していないが、詳しく見てみると、株式ベースの報酬の割合が2010年の3%から2020年には9%になるなど、比較的大きな変化が見られる。記事ではこの他に、業界による違いやR&D従業員の報酬について記述している。

National Center for Science and Engineering Statistics “Labor Costs Account for Over Two-Thirds of U.S. Business R&D Performance in 2020” (2/21/23)