ブルッキングス、研究大学の地域へのインパクトを検証

ブルッキングス研究所(Brookings Institution)は2月9日、「研究大学はどのようにして地域経済を強化する形へと進化していくのか:より良い再建・地域チャレンジからのケーススタディ(How research universities are evolving to strengthen regional economies: Case studies from the Build Back Better Regional Challenge)」と題する論文を発表した。大地域経済圏には優れた研究大学があるが、その逆は常に真実とは限らない。その理由は、大学の研究と、商業化ならびにより広範な地域開発の間の結びつきは、自動的なものでもなければ直接的なものでもないからである。本報告書は、商務省(Department of Commerce)の経済開発局(Economic Development Administration: EDA)による「より良い再建・地域チャレンジ(Build Back Better Regional Challenge)」プログラム(10億ドル)を基に、研究大学が先導する最も有望な多系統型経済戦略について分析したものである。その考察点として、①研究大学による地域経済への影響は、周囲を取り巻く産業や地域社会との関連性次第である、②連邦政府による拠点ベースの産業政策は、研究大学を地元の産業クラスター及び周囲の地域社会とを結びつけるものである、などが挙げられている。

Brookings Institution “How research universities are evolving to strengthen regional economies” (2/9/23)