米宇宙軍(U.S. Space Force)戦略・計画・プログラム・要件担当宇宙作戦部長代理のショーン・ブラットン中将(Shawn N. Bratton)は4月23日、最先端戦闘領域における米国の競争力優位性を維持するために、宇宙軍は商業セクタとの強力なパートナーシップを基盤とすることを目指すと発言した。宇宙軍は、商業宇宙戦略(Commercial Space Strategy)を4月8日に発表しており、①協力的透明性、②運用・技術統合、③リスク管理、④確実な未来に向けた前向きな関与、という4つの方針に基づき、商業宇宙能力の軍事作戦への統合についての概要を提示している。また、国防総省(Defense Department)は、宇宙軍に先立ち、商業宇宙統合戦略(Commercial Space Integration Strategy)を4月2日に発表しており、国防総省の戦略では、商業パートナーとの統合を達成する優先事項として、1)必要な時に利用可能な商業ソリューションを確保するために、契約における国防総省の要件の概要を提示、2)紛争時に備えて平時から商業ソリューションを国防アーキテクチャに統合、3)米国国家安全保障宇宙資産の保護及び同資産への脅威に対する防衛が要件、4)新たな商業宇宙ソリューション開発支援のために、あらゆる財政・契約・政策ツールを活用、の4項目を挙げている。